フジロック’15ありがとうございました!
今年のフジロック、最終日は雲一つない晴天でとにかくむちゃくちゃ暑かったのですが、僕が出演した「木道亭」というステージは森の中でとても涼しく(真っ昼間なのにTシャツ一枚では肌寒いくらい!)、森林浴をしながら音楽を楽しめるという本当に本当に素晴らしい場所でした。
ドラム沼澤尚さん、ベース中條卓さんの飛び入りもあってたくさんの方に足を止めていただき、都内からも友人知人が大勢駆け付けてくれておかげさまで最高に楽しいライヴになりました。
オフィシャル速報サイト「Fuji Rock Express」で写真が見られますので、コチラからどうぞ。スマホだとちょっとわかりにくいですが、写真全部で10枚あります。左下の「>See All Photos」もしくは[ 写真:全10枚 ]というリンクをクリックすると全部見られます。
ちなみに今回は「Wurlitzer(ウーリッツァーと読みます)」というヴィンテージの鍵盤楽器を用意してもらいました。とてもデリケートな楽器でトラブルも多いのでライヴやコンサートの現場では通常シンセで代用するのですが、今回はフジロックの楽器全般を担当したレオ・ミュージックという会社のタローさんこと佐藤貞芳さんの御好意で素晴らしいコンディションのウーリッツァーをお借りすることが出来ました。湿気にとても弱い楽器で今回のような夏の野外は本来であればかなり厳しい環境なのですが、さすがにタローさん調整済みの個体というだけあり、トラブルもなく素晴らしい音色で大好評でした。ちなみに自分が所有しているWurlitzerもタローさんに調律・メンテしていただいているのですが、まさに「神の手」と呼ぶに相応しい調律の腕前。我が家にはタローさん調律のウーリーが2台もあるので、運搬のトラブル等色々ハードルはあるのですが今後は都内のライヴでも出来る限りホンモノの楽器を使って行きたいと考えています。
※余談ですが今回使用したのはWurlitzer206という巨大なスピーカー付きのステューデントモデルを改造して通常の200Aモデルにしたもの。僕も全く同じものを持っているんですがタローさんのはちょっとコンディションが図抜けてます・・・
今回フジロック初出演でしたが、開場全体の雰囲気、ロケーション、そして客席から伝わってくる「ライヴミュージックへの愛」にとても感動しました。また来年も候補に挙げてもらえるように、新曲・新譜の制作を頑張りたいと思います。これからは「夏のフジロック出演」というのが音楽活動を続けていく上での新たなモチベーションになりそう。
ご来場いただいた皆様、足を止めていただいた皆様、あらためて本当にどうもありがとうございました。